医療コラム

経鼻胃内視鏡検査について

経鼻内視鏡検査を受けてみませんか

当院では最新の極細径スコープ( 5.9 mm)で鼻からの内視鏡検査(胃カメラ)を行っております。当院で使用しております電子スコープはデジタル高画質でこれまで以上に細部の微妙な変化も観察でき、診断の質が高まりました。
鼻から挿入をすることで、おう吐反射がおこりにくく、吐き気も少なくなりました。検査中も医師と会話ができます。

ご注意点

  • 心疾患、高血圧、脳血管疾患、気管支喘息、糖尿病、前立腺肥大、緑内障、肝疾患、腎疾患、アレルギー体質の方はお申し出ください。
  • 内服されているお薬がありましたらご相談ください
  • 鼻の手術をされたことがある方は事前にお申し出ください
  • 鼻腔が狭いため、従来のような口からの検査に切り替える場合があります(50人に1人程度)。但し通過障害を起こすのは奥のほうなので外見上の大きさとは直接関係ありません
  • 検査後にスコープの刺激によりまれに鼻から出血することがあります。また一時的に鼻炎症状が悪化することがあります

  • 詳しい検査の流れ


    <ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療について>

    胃潰瘍は80から90%、十二指腸潰瘍はほぼ100%、ヘリコバクター・ピロリという細菌が原因で起こる病気であることがはっきりしてきました。また、難治性、再発性潰瘍の場合、そのほとんどがヘリコバクター・ピロリ感染陽性であり、ヘリコバクター・ピロリ菌を除菌することにより治癒が早まり、再発率が明らかに低下することが分かってきました。当院ではこうしたことを踏まえ、平成13年6月よりピロリ菌除菌治療に積極的に取り組んでいます。

    治療方法

    ピロリ菌を抑える抗菌剤2種類と酸分泌抑制剤1種類を1週間内服します。 ピロリ菌は抗菌剤に対し強い抵抗力を持つ菌のため、内服薬は常用の1.5~2倍量となります。
    治療後4週間後に、尿素呼気試験により除菌の成否を確認します。
    除菌が成功すれば、潰瘍治療剤内服は中止することができます。
    除菌が不成功の場合、もう一度だけ内服量を増やし除菌治療を行うことができます。
    この方法での除菌成功率は90%前後と報告されています。

    副作用

    下痢、食欲不振、味覚異常などの消化器症状が約15%の方に、アレルギー症状がまれにみられます。 これらの多くは一時的なもので、薬を中止すればもとに戻ります。

    1) 軟便、軽い下痢または味覚異常の場合
    残りの薬を最後まで飲み続けて下さい
    ただし、症状がひどくなる場合は治療継続の可否についてご相談ください
    2) 発熱、腹痛をともなう下痢、血便の場合
    直ちに薬を飲むことを中止し、当院へご連絡ください。

    その他、不明な点がありましたら、いつでもお尋ねください